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UWPアプリ開発ネタなどを。

初めてのUWPアプリ開発 ~5.プロジェクトの作成~

プロジェクトを作成して、ストアと関連付けるところまで進めます。
UWPハンズオン資料の「01A Hello UWP World」を参考にします。

ソース管理の方法を決める

プロジェクトを作成する前に、ソースコードのバージョン管理の方法を決めます。
いろいろやり方はありますが、私はVisual Studio上でGitを使う方法にしました(使ったことなかったけれど、気にはなっていたので)。
手順は以下のサイトを参考にしています。

Visual Studio Team Service(旧 Visual Studio Online)を使ったリモートリポジトリの手順が書かれていますが、個人で開発するだけなので、ローカルリポジトリを使用します。

プロジェクトの作成

Visual Studio 2015を起動し、[ファイル]->[新規作成]->[プロジェクト]を選択します。
「新しいプロジェクト」画面で、[インストール済み]->[テンプレート]->[Visual C#]->[Windows]->[ユニバーサル]と展開し、「空白のアプリ(ユニバーサルWindows)」を選択します。
ここで「空白のアプリ(ユニバーサルWindows)」が表示されていない場合は、「ユニバーサルWindowsアプリ開発ツール」がインストールされていませんので、インストールします。*1

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名前(プロジェクト名)は「PictureDrawing」としました。
場所はソース管理用に用意したローカルリポジトリのパスを指定し、「ソース管理に追加」のチェックをONにします。
「OK」を押すとプロジェクトが作成されます。

ストアと関連付ける

[プロジェクト]->[ストア]->[アプリケーションをストアと関連付ける]を選択します。*2

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ダイアログが表示されたらウィザードに従って進めます。

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既に予約済みのアプリ名が表示されているはずですので、選択して関連付けを行います。
ここから新しいアプリ名の予約もできるみたいです。

ビルドして実行

ストアとの関連付けが終わったら、ビルドして実行します。
[デバッグ]->[デバッグの開始]で、ビルドと配置が行われ、アプリが起動します。*3
ウィンドウタイトルに、予約済みのアプリ名が表示されていれば、OKです。

*1:Windows8.x向けのストアアプリでは、「ハブ アプリ」のようなテンプレートがいくつか用意されていましたが、UWPアプリ向けのテンプレートは「空白のアプリ」だけです。

*2:この時、ソリューションエクスプローラーでソリューションのルートが選択されていると、項目が無効表示になってしまいます。

*3:「F5」キーを押しても実行してもOKです。